(中編)角田修一さんの個展『THE Parodist』展へ行きました。



女装の私が、角田修一さんの個展『THE Parodist』展へ行きました。中編です。





作品と、その撮影風景を紹介するスライドムービーからトークショーは始まりました。おっと、その前に、角田さんご自身が男前だってのを紹介しないとね。モデルだったこともあるそうで、作品の素晴らしさには撮られる側としての経験が反映されています。(どのブログで見たのか忘れたけど)昔はキムタクと表紙を競っていたとかいないとか。それが嘘じゃないと確信できるくらい素敵な方で、不覚にも心臓がきゅっとなってしまいました。どうして私は妻子持ちに心が惹かれるのか。





閑話休題。私が聞きたかったことは、トークショー開始10分で聞くことができました。「なぜこの作品なのか」。それは高校時代から魅了され続けてきた海外のファッションフォト、その作家に自分が撮影されたらどんな風になるのかを再現したかった。強烈な「好き」は尊敬となり、忠実に再現する為の技術や癖をとことん理解して進める衝動となる。中途半端は許せない。レタッチの技術だけでは足らない。モデルとなる自分自身の肌質・体系・心情・纏うオーラ(つまり経験値)にまで意識を集中させる。そうして作られた作品だからこそ、いわゆるパロディや真似とは言わせない佇まい(気迫や完成度、美しさ)を持っている。角田さんのあの爽やかな笑顔にこめられた本気に、私はうちのめされました。やられた~(恋愛的な意味ではなく、人間的な意味で)。





オマージュで培われた(であろう)再現の手法が、角田さん個人のものとして独立した作品が、Micheal JacksonやBeyonce、Madonna、Lady GAGAなどのスターシリーズです。私、作品としてはこのシリーズが好きです。色々なスターを、ご自身の解釈でもって再現する。このシリーズの作品集が出たら、買います。角田さん。





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